2回目 エトネ・レザースクール  革切り包丁  étonné leather school

2回目は、革製品を作る上での基本中の基本、革切の基本、革切り包丁についてお話します。革製品がプロ仕様のように美しく仕上がるには革包丁の切れ味が重要なカギを握っています。

革切り包丁は日本の文化

日本は刀文化で刃物の品質が非情に優れているため、革包丁を使う職人が多いようです。ヨーロッパではカッターを使うのが一般的で、切れなくなると歯を交換できるものを使っています。エトネのスペインにある工房でも職人はカッター(日本製)を使っています。

革切りカッター

おすすめ包丁革切り包丁「美貴久 24ミリ」

おすすめ革包丁

エトネ・レザースクールは初心者を対象にしていますので、扱いやすい包丁、「美貴久 24ミリ」を使います。 刃は青鋼2号片刃で切れ味が鋭く厚い革でも美しい切り口が期待できます。革は繊維の塊と言っても過言ではないため、頻繁に研ぐ必要があります。この革包丁は刃の部分が長いため長年愛用できる優れものです。

おすすめ砥石「キング両面砥石 KDS」

おすすめ砥石

砥石は研いでいる人の癖が出、カーブができ上っていきますので自分だけの砥石を持つことが大切です。ここでは中仕上げ、最終仕上げが表裏でくっついた砥石を使います。台が付いている方が使いやすいです。キングトイシ
砥石は使用する10分前から水につけておくといいでしょう。

革包丁の研ぎ方 表

革包丁の刃出し
革包丁の刃出し

包丁を購入したばかりでは、刃を出す必要があります。刃を出すとは、鋼の内部の部分を削りだすことです。ピカピカとしたつやのある部分です。

しっかりと濡らした砥石に平行に上下に刃を当て、もともとついている刃の角度に合わせて柄を浮かしながら研ぎます。しっかりと研ぐことができたかを確認するためにはあらかじめ油性インクでマークをつけてみましょう。
マーカーが綺麗に消えていれば均等に研げています。革包丁研ぐ前と後

革包丁の研ぎ方 裏

一方を研ぐと、鋼は目に見えないカーブを反対側に作ります。そのカーブを削り落とします。反対側を研ぐときには裏面を浮かさずしっかりと砥石に付け研ぎます。表面の1/10の時間でOKです。

革膨張の研ぐ頻度

使用頻度にも異なりますが、毎日使用していると頻繁に研ぐことが必要になります。目安は切れ味が悪くなって不必要な力を入れだしたころですが、作業に没頭していると気づかないことがあります。なるべく頻繁に研ぐことが綺麗な作品作りには重要です。革膨張は毎日使用する人でも3年で刃の部分がなくなってしまいます。なかなか短くならない場合は研ぐ頻度が少ないのかもしれません。

革包丁研いで短くなる
上:新品 下:短くなった刃

エトネ・レザースクール 3回目はいよいよ革の切り方です。

エトネホーム

エトネは、スペイン南部で生まれたスペイン革製品のブランドです。

持っていてわくわくする、やっぱり素敵、すごく便利、そう何度も思う商品を作りたいとのエトネデザイナーの強い思いで作られました。

柔らかく、吸い付くようなしっとりとしたイタリアンレザー、ロエベを仕立てる確かな腕を持つ職人が一つ一つ手作りしています。

 

 

 

 

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