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- エトネ・レザースクール
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コバ塗りとは、革を断った断面を綺麗に見せるための処理のことです。
コバ塗りに必要なもの
水性の染料、CMC(カルボキシルメチルセルロースナトリウム 洗濯糊のようなものです)、きめの粗い布、そしてもちろん革です。革はタンニン鞣しの革でないとできませんので要注意です。
水性の染料を塗布
水に溶いた染料を塗布します。まずは革の断面を見てみましょう。ゴツゴツとした断裁による表面の凹凸は事前にきれいにしておきましょう。垂直に綺麗に切り落としましょう。
染料を塗布するときに、多めに着色すると色がにじみ出て革の表面にまで広がるので少しずつ塗布しましょう。
革の色と同系色で塗布するのが一般的ですが、コントラストの強い色を入れてもおしゃれですね。
CMCを塗布
CMCは粉でできているので適量を水に溶かして使用します。この手間を省くためにすでに出来上がっているトコノールが便利です。
コバ磨き
ここからが一番大切です。
CMCを塗布し、CMCが乾く前に目の粗い布で磨きます。CMCは摩擦によってテカリがでますので、ゆっくり磨くといつまでたっても効果は表れません。
机の端に出して押し付けるように磨きたくなるかもしれませんが、この磨き方をするとコバの表面(革の断面)を強く押し付ける形になりますのでコバが開いてしまいます。
きれいに磨くコツは、2回に分け、机の上で親指で上からコバが開かないように押しながら、人差し指でコバの上半分を磨きます(上部写真参照)。ひっくり返して下半分も同様に磨きます。
エトネ・レザースクール 5回目は初めての作品作り:キーホルダー制作です
エトネは、スペイン南部で生まれたスペイン革製品のブランドです。
持っていてわくわくする、やっぱり素敵、すごく便利、そう何度も思う商品を作りたいとのエトネデザイナーの強い思いで作られました。
柔らかく、吸い付くようなしっとりとしたイタリアンレザー、ロエベを仕立てる確かな腕を持つ職人が一つ一つ手作りしています。
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